今回は学生さんから進路について「やりたいことが見つからない」と、ご相談のあったことから、私が思う進路についてをおまとめさせていただきました。
まず大前提、やりたいことがなくても問題ないです!
とはいえ、「将来の夢は?」「やりたいことはある?」
学校の面談や家族との会話で、そんなふうに聞かれて困った経験はありませんか?
「特にやりたいことがない」「夢って言われてもピンとこない」そう感じるのは、あなただけではありません。実際、多くの人が中高生の頃は同じように悩んでいます。
でも、それは決して悪いことではないし、自分を責める必要もありません。
やりたいことが見つかっていない今は、「探している途中の時期」。焦らず、そういう時期をちゃんと受け入れてあげてください。
「将来の夢は?」と聞かれると、つい職業名で答えなきゃいけない気がしてしまいますよね。
でも、「夢=職業」である必要はありません。
たとえば、
自由に生きたい
誰かを笑顔にできる人になりたい
自分にしかできないことを見つけたい
こういう「どんな自分になりたいか」という視点から考えてみると、心が少しラクになります。
職業はあくまで手段のひとつ。「なりたい自分」から逆算して考えると、進む道が自然と見えてきますよ。
では「逆算で考える」って、どういうことでしょうか?
それは、まずゴールを決めてから「そこに行くためには何が必要か」を考える方法です。
たとえば、「不労所得で稼ぎたい」「大富豪と結婚したい」と思ったときに、一例ですが、
<不労所得で稼ぎたいという場合>
投資の知識が必要 → 勉強が必要 または 新卒で金融機関の入社を目指す など
信頼できる人脈が必要 → 外のコミュニティーに積極的に参加する
<大富豪と結婚したい>
自分磨き → 家事だけではなく、どんな人ともコミュニケーションできる知識量をつける
こんなふうに、ゴールから「今、できること」が逆に見えてきます。
夢や目標が見つからないときは、「どんな生活がしたいか」「どんな気持ちで毎日を過ごしたいか」を考えてみると、ヒントが見つかります。
将来のことを考えるとき、大事なのは「いまの自分」をちゃんと知ることです。
得意なこと
好きなこと
興味があること
これらを思いつくままにメモに書き出してみましょう。
それがすぐに職業に結びつかなくても大丈夫です。自分がどういうことに反応するのか、何が好きで何が苦手かを知るだけで、将来の選択肢の幅が広がっていきます。
「なんとなく好き」が、実は大きなヒントになることもありますよ。
「将来が不安…」「このままで大丈夫かな…」
そう思うのは自然なことです。実は大人でも、ずっとそう思いながら生きている人は多いんです。
SNSやニュースでたくさんの情報が流れてきて、「自分も何かやらなきゃ」と焦ってしまうこともあるかもしれません。
でも、他人のペースに合わせなくていいんです。
今は「自分のペースでいいんだ」と気づくことが、前に進むための第一歩です。
実際に私のやりたいことを紹介しつつ、参考になればと思いますが、
「家族で世界一周の船旅がしてみたいな」と漠然に思いつきました
そこから、どうすればそれが叶うかを逆算して考えました。
最低限必要なこととして
船旅にかかる費用
長期間休める仕事をつくる
すると、「今やるべきこと」がはっきりしてきて、それが仕事づくりやライフスタイルの選択にもつながっていきました。
それぞれ、やっていることとして、
費用について、ただ会社員をするだけなら数千万円かかる船旅は難しいことから自分で事業を起こすという選択肢になりました。
そうすることで会社員よりも長期間休んでも問題ない体制を同時に作ることができ、目標に近づいたと感じています。
途中で気持ちが変わることもあるけれど、小さな興味を大事にして、それを出発点にしていくと、未来はどんどん広がります。
やりたいことがなくても大丈夫。 「こうなれたらいいな」という気持ちが、きっとあなたを前に進めてくれます。