相談事例:生命保険ってどう選んだらいいの?
今回は企業の相談窓口をしていた際の、従業員からの相談事例を紹介いたします。
相談内容は「今度結婚することになったんですが、生命保険って入ったほうがいいんですかね?」と言うものでした。
私はファイナンシャルプランナー(FP)資格を持っているので時にはこんな相談も受けることがあります。笑
結婚後の計画は?
まずは結婚してからの計画からお聞きしました。
まとめると、
- 奥様も会社員で、収入は同じくらい
- 子供を作るつもりはない
(奥様ともお話しさせていただき認識のすり合わせを行いました) - 正直自分が死んだとしても金銭面では困らない
こんな感じでお聞きし、子供に関しては将来的にも作らないとのことでした。
実際ここまで明確だと話は簡単で、保険はもしもの際の金銭面で困る部分だけを補填するイメージでいいです。
(この方の知人の保険会社の営業はニーズを考えない提案をグイグイしてきたようですが……)
※知人から提案される保険は、自分の成績のための保険が多く見受けられます。 知人だからと安易に保険を加入するのはオススメできません!(こんなこと言うといろんなところから怒られそうではありますが……)
必要な保証は?
では、もしもの際の金銭面で困る場合はどんな時でしょう? ちょっとイメージしてみてください。
今回の場合ではこんなイメージかと思います。
- ガン・脳卒中・心疾患などの大きな病気(今は8大疾病とも言います)にかかった際の治療費用
- 入院費用や、入院したことにより収入が減ってしまった場合の補填
- 手術費用(怪我なども含め)
- 介護状態となった場合の費用(初期費用含む)
また言い方は悪いですが、いわゆる植物状態(遷延性意識障害)となった際には、長生きされたほうが費用が多くかかります……。
さらにその状態って保険に入ってないと、お金の心配が先行してしまい、本来であれば大事な人なのにもかかわらず「早く死んで欲しい」などと思うようになってしまいます。
大事な人に「早く死んで欲しい」なんて思われるのはイヤですよね?(もちろん思うこと自体もイヤだと思います)
今回は上記のようにアドバイスさせていただき、無駄?な保険料もかからずニーズに合わせた保険に加入いただけたようで「助かりました」と、お礼を言われ、現在も有意義な結婚生活を送っているようです。
(今回は保険会社の紹介はしませんでしたが、要望があれば紹介も可能です)
このようにニーズに合わせた保険に加入するって第三者の意見がないと、正直難しいと思います。
かといって保険会社の担当者に色々聞くと営業されてしまうのも事実です……しおちゃんであれば、このような相談は無料でお聞きできますので、お気軽にご相談くださいね。